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散々我慢してきたけどもうこの際ハッキリ言う!
ず と づ を間違えてるヤツが多すぎる!!!!!
○〜個ずつ
×〜個づつ

○きまずい
×きまづい

間違える理由はすごくよく分かる!
特に「ず」と「づ」の間違いはかなり多い。なぜなら、「こおり」「こうり」のように、発音した時に若干のちがいができるならともかく、「ず」と「づ」は、基本的に発音してしまうと一緒になるからだ。
だから、文章としてそのことばを見ていないと、いざ文字として表現したときにとんでもない間違いが起こる。

僕はそういうのを見ると指摘したくてしたくてたまらなくなってしまう。極端な話、一度でもそんなシーンがあるとその後の会話に支障をきたすレベルで気になる。
指摘すべきか?しないべきか?したとして、こいつは細かいヤツだと思われるのも困る。
だから基本的にはしない。しかし、何度も何度もまちがったことばを使われると、「こいつはこのまちがったことばを使うことで、僕の使っている、『本来は正しい意味の言葉』がさも間違っているかのように印象付けようとしているのか?」とすら考えてしまう。

「言葉はあくまでコミュニケーションの道具なので意味が伝われば何でもいいだろ」という主張はすごくわかる。僕もどちらかというとそっちのほうに属する。指摘にやっきになってまともにコミュニケーションが出来ないなんてことになったらバカらしい。
しかし、それでも誤用と知りつつ「許容範囲のうち」として使用するのと、何も知らずに使うのは全く違う!
まあ、正直なところ僕の使っている日本語だっておかしい部分はいっぱいある(というか、おかしい部分のほうが多分多い)んだろうけど。

う〜ん。しかしこういった正しい正しくないの基準ですら大昔に誰かが勝手に考えたことであって、別に今を生きるわれわれがそれを正しいと思い込んで使おうが、知るかボケと無視しようがどうでもいいことのような気もしてくる。
正しい正しいというが、正しければどうなるのか?間違ってたらどうなのよ?

だから、言葉の誤用に関する文章を書くのはすごく難しい。
自分で指摘しつつも、「やっぱり意味が伝わればいいんちゃうの?」と思ってしまう。
それでもやっぱり雰囲気をふいんきって発音してしまう現代人には疑問を抱かざるをえない。そんなに発音しにくいかぁ?どうもその言葉をきくと自分も間違えまくってるのにも関わらず「コイツバカっぽいなぁ」と思ってしまう。
それくらい、喋り方にはその人の性格が出るもんなのだ。
ただ、ほとんどの人はそんなことにはまったく関心を示さずに生きている。(別に自分が他人と違うと思っているとか、そういうことではない)僕のように、意味不明な考えにとらわれて身動きが取れなくなっているのが一番ダメなパターンだと思う。
ちなみに三点リーダの誤用に関してはそのときの気分で使い分けています。
(「…」を二重に用いるのが正しい使い方とされているようだ)